歯を白くする治療について
歯が変色してくる原因にはいくつかあり、どれも気になるものです。
1.歯が出て来た時からすでに黒っぽくスジがあったり、まだらになっている
→子供のころに飲んだ抗生物質が原因と思われます。
2.黒くは無いが白い点々がまだらにある
→水道水のフッ素に反応してできたものと思われます。
3.歯の神経を取ってから黒くなってきた
→歯の神経を取ったことが原因です。
4.年齢を重ねるごとに白さがなくなってくる
→人間の生理現象(老化現象)で、ある程度は仕方がありません。
5.以前歯をぶつけてその後黒くなってきた
→歯の中の神経が死んでいる可能性があります。
治療でまず考慮するのが歯の神経の有無です。
無ければ歯の根の治療をして白い歯をかぶせていくのが一般的ですし、そのような治療をお勧めいたします。
歯の神経がある場合は、さまざまな治療法のご提案が可能です。「どの程度気になるのか」「どこまで白くしたいのか」「歯を削っていいのか駄目なのか」や、またその歯の状態等により治療の方向性が決まると思いますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
歯の神経がある場合の歯を白くする治療法
● CR(保険)
CR(コンポジットレジン)という白いプラスチックをつめます。虫歯の時詰める材料です。黒い範囲が狭く限局していればこれで対応できると思います。ただし、時間とともに詰めた材料が変色してくる難点があります。
※歯を削る(エナメルのみ。ただし場合によっては象牙質までになることがあります。)
● ラミネートベニア (保険外)
歯全体が変色している上、線状やまだら状に模様があるような症例に適しています。漂白してもまだらになるからです。均一に白くするにはこの方法がベストです。歯の表面をエナメル質のみ一層削り、貝殻状の白い材料を歯にセメントでつけます。前歯のみ限局した範囲に適しています。
※歯を削る(エナメルのみ)
● オフィスホワイトニング(保険外)
診療室において処置します。歯の表面に薬を塗り光を当てます。1日3回、2~3日を目安に行います。漂白するのに即効性がありますが、全体の歯を白くするにはあまり向いていない方法です。小臼歯までの限局した範囲に適しています。
※歯を削らない
● ホームホワイトニング(保険外)
マウスピースを作りそこに薬を入れてはめていただきます。これをご自分でお好きな時にやっていただきます。1日1~2時間、週2~3回の処置で改善してきますが、オフィスホワイトニングほど即効性がありませんので、更に何回か行う事になります。全体の歯を白くするには最適応です。オフィスホワイトニングの後の白さを維持するのに行います。
※歯を削らない
最近ではデュアルホワイトニングといいまして、先にホームホワイトニング・後にオフィスホワイトニングとあわせてすることで、歯の白さがかなり期待できるようになりました。
● 補綴〔冠をかぶせる〕(保険・保険外)
上記の方法では改善しなかったり、適応でない場合、神経の無い歯では白い冠をかぶせていくのがよろしいかと思います。
※歯を削る(象牙質まで)

当院で使用するホワイトニング剤は、すべて厚生労働省で認可された物です
2024年2月1日
